2020年夏休み、もう少し創作活動部の活動を活発にしたいと思い、複数人のグループに分かれてそれぞれゲームを1本作るという企画を行いました。
年が明ける前にそれの反省(個人も全体も)を残しておきます。
目次
できたもの
- 3Dゲーム
- 2Dゲーム
- ノベルゲーム
の3つのグループに分かれてゲームを作りました。
私は3Dゲームとノベルゲームの二つのグループに実装担当として参加しました。
完成品は↑のリンクから見れます。
スケジュール
全体制作スケジュール(予定)はこちらです。
8月19日(水) 1年生勧誘YouTube Live
8月26日(水) 第1回ミーティング(以降毎週水曜日進捗報告会)
9月16日(水)〜9月18日(金) オンライン合宿(集中作業会)
9月25日(月) 打ち上げ&完成したゲーム遊ぼう会
3Dゲームの制作スケジュール(予定)と、ノベルゲームの制作スケジュール(予定)はこちらです
実際の完成は12月6日(日)でした。
なぜここまで大幅に遅れたのか、その原因やここはもう少し上手くできたなと思うところなどを書きます。
今後同じような失敗が起こらないように祈ります。
なぜ制作が遅れたのか????
①作るゲームのボリュームを間違えた
一番大きい原因がこれです。
普段から作り慣れている3Dゲームも、今回は初めて3ステージをまたぐ(比較的)大作を作ろうとし、この夏初めて作るノベルゲームも3人分のルートを作ろうとしてしまいました。
特にノベルゲームはやばかったです。
②スケジュール詰めすぎた
これは完全に自分のせいです。
今年の夏休みは、創作活動部の活動以外にもハッカソンやプログラミングコンテストとなどにも参加し、制作に充てられた夏休みの期間が少なかったです。
正直ナメてた…
どうするべきだったの?????
ボリュームはよく考えよう!
1ヶ月で作れるものには限界があります。(当たり前)
ある程度のクオリティを担保したいなら、WoSとか、Super Dangomushiくらいのボリューム感を目指しましょう。
ノベルゲームなら1人分のルートをスチルありで作るくらいがちょうど良いと思います。
役割分担してちゃんと作ったら1ヶ月あってちょうどいいくらいで作れます。
もし、ペンギンとノベルをちゃんと作ろうとしたら、3ヶ月はかかるなという感じなので、そのボリュームで作りたいゲームがあったら3ヶ月以上かけましょう。
作り込みはやろうと思えばいくらでもできるので、思ってるより少ないなくらいのボリュームで抑えておきましょう。(実際3週間くらいで作ろうと思ってたSuper Dangomushiは気持ちボリューム抑えめで作り始めましたが、期間ギリギリ超えました)
スケジュールとはよく相談しよう
ボリュームを抑えるのも大事ですが、いくらボリュームを抑えても作る時間がないと完成しません。
自分やチームのメンバーがどれくらい制作時間を取れるかを確認することも大事です。
特に自分のことは自分しかわからないので、余裕でできるか、普通にできるくらいの作業量になるようボリュームを調整しましょう。
ちょっと頑張ればいけるかな?は死亡フラグです。なんだかんだ作業で不測の事態が起きて、めちゃくちゃ頑張っていけるか、結局できなくて妥協するパターンです。イキるな危険。
その他反省点
開始遅れた
本来は夏休み入ってすぐに始めるつもりだったんですが、一年生の勧誘とかできるんじゃねとか思ってしまって遅れました。
結局あれで一年生入らなかったし…
夏休み結構あると思っても、意外とすぐ過ぎるので、もし同じ企画を夏休みにやろうと思っている人は、夏休み開始とともに始められるようにちゃんと準備しておくと良いと思います。
オンライン合宿とは???
オンライン合宿をDiscordでやってみましたが、結果から言うと失敗しました。
みんなでやってるぞ感あって良いかなと思ったんですが、結局グループに分かれて作業するし、そもそも参加できる人数が少なかったりで、「そんなものあった??」レベルで失敗しました。
夜にみんなでできるレクリエーション(人狼とか、お絵かきの森とか)とかあったら仲を深める機会にもなってよかったかなぁと今更ながら思ったりしてます。
良かった(と個人的に思っている)ところ
毎週の進捗報告会
毎週水曜日、夜中に(基本)全員参加の進捗報告会を行いました。
各グループの進捗をそれぞれに発表してもらい、それをみんなで聞くという形でやっていたのですが、お互いにどれくらい進んでいるのかわかって良いかなと思いやりました。
あのグループそんなに進んでるの!?頑張らなきゃ!みたいなのはまあ無かったんですが、みんなそれぞれ頑張ってるぞっていうのがわかるのは良いかなという感じでした。
また、この進捗報告会に向けて進捗を作るぞって気持ちで、1週間に少しずつでも進んで行けたのも良かったと思います。(実際これ無くなった後自分は制作ペース落ちました)
ゲーム制作で統一した
今回の企画は、グループに分かれて「ゲームを作る」というものでした。
何かを作る時、自由すぎると何を作ったらいいのかわからないということが往々としてあります。
特に何も作ったことがない人はどんなものが作れるのかわからない人がほとんどかなとも思います。
そのため、ある程度の縛りは必要だなと考え、ジャンル縛りをしました。
ゲーム作りであればある程度経験者もいたので、その中に初心者を入れても十分回ると思った上での選択です。
結果として、創作活動部(ほぼ)全員が参加できて、それぞれ成果物を残すことができたので良かったかなと思います。
初めての制作をするなら、ゲーム制作でなくとも、グループで何かを作るのはいいのかなと思います。(ハードルも下がるしね)
まとめ
ダラダラと書きましたが、ここまでの振り返りをまとめたいと思います。
良かったこと
- 毎週の進捗報告会
- ある程度の制作物の縛り
- グループでの制作(部全体というのも良かったかもね)
改善点
- ボリュームが大きすぎた
- スケジュールもう少し考えたほうが良かった
- 夏休み始まってからしばらくしてからの開始だった
- オンライン合宿に工夫が足りなかった
次やりたいこと
- オンライン合宿でのレクリエーション
- 成果物作るだけじゃなく、部員との仲を深める機会を作りたい
- ゲーム以外でのグループ制作(動画とか)
以上です。
来年もやるかわかりませんが、もしやるならもっと上手くやりたいなと思う感じでした。
初めての試みだったので、初めてにしてはそこそこ上手くいったんじゃないかなという激甘な評価をして終わりにしたいと思います。
良いお年を。